受験資格 | ●上級・・・・中級の有資格者 1.校正に関し、日本エディタースクールの所定のコースを修了した者 ●初級 各教育機関(現在:大手前大学、実践女子短期大学、日本エディタースクール)において、 指定単位科目を修得した方を認定 |
取得期間と費用 | 期間/通学の場合 全日制は1~2年間 土曜牧室と夜間部は 4~6か月 通信の場合6~8か月 費用/37020円~ |
試験内容 | ●上級 □実技試験 実技Ⅰ: □学科試験 ・下記の範囲から○×式および筆答式で出題(50分) ●中級 □実技試験 1.初校原稿引き合わせ □学科試験 ・下記の範囲から○×式および筆答式で出題 ●初級 下記指定単位科目を修了すると認定されます。 |
合格率 | 中級/40%前後 上級/30%前後 |
試験時期 | 中級/例年7・12下旬頃(年2回) 上級/3月下旬頃(年1回) |
受験料 | 中級/8640円 上級/9720円 |
問い合わせ先 | 出版学校 日本エディタースクール 東京都千代田区三崎町2-4-6 TEL03-3263-5891 http://www.editor.co.jp/ |
校正とは原稿と校正刷りとを引き合わせて誤字や脱字を訂正する作業です。
文字を正しく印刷するのに不可欠な仕事で、その結果が書物の善し悪しを左右することさえあります。編集希望の人に限らず、生涯教育の一環としても取得したい資格です。
新聞、雑誌を始め、広いジャンルの本を読むことが好きで、広い知識と文章理解力を持ち、なおかつ漢字や時事用語などに詳しい人が向いています。細かい神経と集中力を使う作業のため、どちらかといえば、男性よりも女性の得意な分野といえるでしょう。ふだんから疑問などに関して、自分の知識だけで判断しないような慎重な人が求められています。
校正は、情報化が進み、出版物が氾濫する中で必要不可欠な仕事です。とにかく、印刷物を作成する場所では必ず必要な作業といえるでしょう。出版社や新聞社、印刷会社、編集プロダクション、一般企業、広報紙を作成する団体などでは、優秀な人材が常に求められています。
マルチメディアの時代を迎えても、相変わらず情報の主流は文字情報。しかも校正の仕事はコンピューターではなく、人が行わなければ、できない仕事です。この資格を取得すると、出版社などへの就職はもちろん、フリーで活躍する場も増え、将来性有望です。また、男女の賃金格差もなく、女性も結婚や子育てで終わらず、長く続けられる仕事です。
枚正記号を正確かつスピーディーに使えるようになって、さらに見落としがないよう完璧にするためには、とにかく地道な訓練を繰り返し行うことが大切です。また、生きた言葉を扱う仕事ですので、特別な知識以外にも、絶えず身の回りにあふれる言葉、活字などに注意して、気を配り生活しましょう。それが、受験必勝のための高ポイントに結びつくのです。
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