受験資格 | 特に制限はない |
取得期間と費用 | 期間/1~3年程度 費用/個人差あり |
試験内容 | 4級/実技 女子用浴衣(6時間)部分縫い(30分)筆記(30分) 3級/実技 女子用あわせ長着(6時間30分)部分縫い(1時間) 筆記(20分) 2級/実技 女子用あわせ長着(7時間30分) 部分縫い(3時間30分)筆記(1時間30分) 1級/実技 女子用あわせ長着(9時間)部分縫い(4時間) 筆記(1時間30分) |
合格率 | 4級/84.8% 3級/58.3% 2級/42.9% 1級/33.3% (2011年度) |
試験時期 | 例年 9月中旬 |
受験料 | ●1級・・・・16,200円(全科目受験) ●2級・・・・14,040円(全科目受験) ●3級・・・・10,800円(全科目受験) ●4級・・・・5,400円 |
問い合わせ先 | 日本和裁検定協会 03-3816-1858 東京商工会議所検定センター 03-3989-0777 http://www.kentei.org/ ※試験は東京、高松で実施 |
着物をつくるための知識と技能をみるための検定です。4、3級までは家庭レベルの技能と理論が問われるものですが、2、1級になると実際職業として使える、かなり高度なレベルが要求されるもので、合格すればまさにプロ級。仕事の場としては呉服店や百貨店の呉服売場などが主なものですが、個人で仕立てをしたり、教室を開いて教えたりすることも可能です。熟練になれば仕立てで1着数万円の収入を得ることもできます。伝統技能として希少価値があり、安定した需要もあるため、1級取得者は高収入も期待できます。
洋装中心の現代とはいえ、お祭り、花火大会などでは相変わらず浴衣姿の女性が目立ちます。こういった場で手づくりの浴衣を着るのは究極のおしゃれ!自作の浴衣で、日本女性ならではの贅沢なおしゃれを楽しむのも良いものです。
各種専門学校で勉強するのが早道ですが、独学でも可能です。東京商工会議所から「和裁問題集」が出ているので、それを取り寄せるのがよいでしょう。