受験資格 | ●甲種 ●乙種・・・・制限なし ●丙種・・・・制限なし |
試験内容 | ●甲種(五肢択一:45問/2時間30分) ●乙種(五肢択一:35問/2時間) ●丙種(四肢択一:25問/1時間15分) |
必要な書類 | ①受験願書各都道府県支部の指定する場所に置いてある。なお、東京については中央試験センター及び都内の各消防署・出張所にある。 ②甲種危険物取扱者試験を受験される方受験資格を証明する書類等。 ③試験科目の一部免除を受けられる方科目免除の資格を証明する書類又は免状の写し。 ④写真1枚受験願書提出前6か月以内に撮影した無帽、無背景、正面上三分身像の縦3センチ、横2.4センチの大きさの枠なしのもので、その裏面に撮影年月日、氏名及び年齢を記入したもの。 |
試験時期 | 都道府県により異なる。 東京都の場合、甲種は年6回。乙種第4類は月2~3回、乙種の他の類は年8回。丙種は年6回。 ①試験日は、受付又は審査の際に希望日を指定する。 ②乙種第1、2、3、5、6類は同一書式験日に行なう。すでに他の類の乙種危険物取扱者免状を所持する者は、2種頬までの試験を同時に受験できる。この場合、番種類ごとに受験願書を提出すること。 ③試験開始時刻は、都道府県により異なる。 |
試験時間 | 甲種/2時間30分、乙種/2時間、丙種/1時間15分。 |
受験料 | 甲種/5,000円、乙種/3,400円、丙種/2,700円。 |
合格率 | 各30~40% |
問い合わせ先 | 一般財団法人 消防試験研究センター・中央試験センター TEL 03-3460-7798 http://www.shoubo-shiken.or.jp/ |
消防法で定められた発火性、または、引火性の高い物質及び燃料を促進する性質のある物質の製造所、貯蔵所、取扱所において、危険物の貯蔵取扱いを行なうための資格。つまり、危険物取抜者は人々の生命や財産を火災から守る重要な役割を果たしている。例えば、ガソリンや灯油などは私達の日常生活になくてはならないものだが、火災発生の危険度が大きく、いったん火災に見舞われると急速に拡大し、消火にも特殊な消火設備、機器が必要となる。したがって、ガソリンスタンドや化学工場、石油タンク、タンクローリーなど一定量以上の危険物を貯蔵したり取扱う場合は、十分な知識と技術をもった危険物取扱者が必要不可欠となる。むろん、危険物施設に対しても厳しい規制が行なわれる。石油コンビナートにおける安全管理など、防災には専門的かつ幅広い知識と技術が今、求められているようになり、危険物取扱者の重要性はますます増してきている。
甲種、乙種、丙種の3つに分類される。
消防法で定められた第1~第6類までの危険物全ての取扱作業、立ち会い監督が行なえる。
第1~第6類の危険物のうち、試験に合格した特定類の取扱作業、立ち会い監督が行える。
ガソリン、灯油、軽油、重油の取扱作業が行なえる。
消防法で定められている危険物の主な種類は以下のとおり。乙種の受験者は、以下のいずれかを選択することになる。塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物、亜塩素酸塩類、臭素酸塩類、よう素酸塩類など。
硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉、マグネシウムなど。
カリウム、ナトリウム、アルキルアルミ二ウム、アルキルリチウム、黄りんなど。
特殊引火物、第1~第4石油類、アルコール類など。
有機過酸化物、硝酸エステル類、二トロ化合物、二トロソ化合物、アゾ化合物など。
過塩素酸。過酸化水素、硝酸など。
建築物の大規模化・ハイテク化に伴い、専門知識をもつ有資格者の重要性は増してきており、需要が見込まれる。
一般財団法人 消防試験研究センター・中央試験センター
〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷1-13-20 及び各都道府県支部の指定する場所。
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