環境に対する幅広い知識を持ち、社会の中で率先して環境問題に取り組む入づくりを第-の目的に、2006年10月に創設されました。「eco検定」は通称で、正式名称を「環境社会検定試験(R)」といいます。試験は年に2回行われ、回を重ねるごとに試験地も全国に拡大。これまでに約34万人が受験し、20万人の合格者が誕生しています(2013年度末現在)。受験者のうち8割が社会人です。その背景として、環境保全に積極的に取り組んでいる企業や団体が、環境に対する正しい知識を持つ人材を育成するために、検定取得を奨励していることがあげられます。
社会人なら、環境ビジネスなどに知識を活用したり、環境に対する意識向上や自己啓発に。学生なら、環境問題に取り組んでいる企業や団体などへの就職活動、進学のアピール材料に。一般の人なら、環境意識の向上などに。
試験では、公式テキスト(東京商工会議所編)の基礎知識と、それを理解した上での応用力を問います。出題範囲は基本的に公式テキストに準じますが、『環境・循環型社会・生物多様性白書』(環境省)を熟読するとともに、最新の時事問題などについて、新聞や雑誌などにもよく目を通しておくとよいでしょう。
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