受験資格 | 特に制限はない 3級受験の場合/服飾系の専門学校で2年間、ファッション造形 知識・技術とパターンメーキングに関する教育を履修したレベル が合格の目安。 2級は専門学校で3年間、履修したレベル |
取得期間と費用 | 期間/個人差あり(専門学校通学の場合2~3年) 費用/個人差あり(専門学校通学の場合で2000000~3000000円が目安) |
試験内容 | 2・3級(筆記)/理論・製図 2・3級(実技)/筆記試験合格者が対象で、実技はドレーピンク 実技またはフラットパターンメーキング実技 ♯筆記試験の合格者で実技試験不合格の場合、翌年に限り筆記試験が免除される 1級/実技のみ |
合格率 | 3級・2級/約50.0% 1級/約20.0% |
試験時期 | 年1回(1級は年2回) 例年 筆記/6月 実技/8~9月ごろ |
受験料 | 筆記試験/2級 6000円 3級 5500円 実技試験/2級3級 7000円 1級/17000円(材料費含む) |
問い合わせ先 | (財)日本ファッション教育振興協会 東京都渋谷区代々木3-14-3 紫苑学生会館内 電話:03-6300-0263 FAX:03-6383-4018 平日 9:30~17:30 http://www.fashion-edu.jp/ |
この検定試験は、アパレル企業のパターンメーキング部門で活躍できるスペシャリスト(パタンナー)の育成を目的に、文部科学省認可の(財)日本ファッション教育振興協会が実施しているもの。パタンナーは、デザイナーが提案するデザインをもとにして、服づくりのために実際に布を裁断するための型紙(パターン)をおこすのが仕事です。平面に描かれたデザイン画を具体的な形に立体化していくので、技術プラス美しい服づくりのためのセンスも要求される、ファッション業界になくてはならない重要な技術者です。
パターン技術の歴史を考えると、比較的新しい検定試験ですが、資格取得によって一定のパターンメーキング能力が計られるため、企業などでは採用の際、資格の有無を判断材料の1つにしているところも少なくないようです。この資格があれば必ず就職できるとはいい切れませんが、優位であることは確かでしよう。優秀なパタンナーは常に求められでいるので、上級の資格を取得するなどして腕を磨いていけば、長期にわたっで活躍できます。
パタンナーの仕事はまさに技術プラス感性の世界。デザイン画から立体の形をつくるためには、素材や生産工程などファッション全般について理解していなけなりません。確かな技術、幅広い知識ともにすぐれた感性も必要です。また技術職ですから細かなことにもカを注げる向学心旺盛な人に向いています。
アパレルメーカーでの活躍がほとんどですが、他にデザイナー事務所やファッション企画メーカーなどが挙げられます。経験を積んで実力をつけ、一流デザイナーの専任になったり、フリーのパタンナーとして活躍している人もいます。
(財)日本ファッション教育振興協会より、各級のガイドブックが発行されています。これを参考に、試験前に出題傾向や範囲を把挺し、例題にチャレンジしておくとよいでしょう。
ファッション業界で働くならファッションビジネス能力検定は、時代に求められている商品・発想を生み出し、それをビジネスに結びつけることによって、ファッション業界を牽引していく人材の育成・確保を目的に、(財)日本ファッション教育振興協会により実施されている。服飾系専門学生はもとより、他業界からの転職者が就職活動にこの検定を利用するケースも増えており、受験延べ人数16万人以上。1級から3級まである。
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