受験資格 | 一般/アルコール飲料を含む飲食サービス業で5年以上の実務経験(アルバイト除く)があり、現在も従事している者、または(社)日本ソムリエ協会入会後3年経過し,かつ飲食サービス業に3年以上の経験があり、現在も従事している者 |
取得期間と費用 | 期間/一般は5年以上 費用/個人差あり |
試験内容 | 1次(筆記)/ワインの必須知識、公衆衛生と食品保健の知識 2次/口頭試問、デギュスタシオン(筆記応答)、サービス実技 試験 ※2次は1次合格者のみ 1次試験に合格して2次試験不合格の場合、翌年1回に限り1次試験免除 |
合格率 | 約40.0% |
試験時期 | 年1回 8月未~10月上旬頃 1次、2次は別日程 |
受験料 | ●一次試験 J.S.A.個人会員(一般)・・・・17,210円 一般(一般受験者)・・・・25,440円 ●二次試験 J.S.A.個人会員・・・・6,520円 一般・・・・12,690円 |
問い合わせ先 | 一般社団法人 日本ソムリエ協会本部事務局 03-5785-0442 http://www.sommelier.jp ※1次・2次試験とも東京、大阪など全国8都市で実施 |
ソムリエはフランス語で、レストランやホテルでワインをサービスする専門のスタッフのことです。ワインだけでなく飲み物全般にわたる知識をもち、料理に合わせてワインを選び、仕入れと品質の管理と在庫の管理まで行わなければなリません。ワインの種類は、産地や品種、収穫の時期、年代の違いなどにより、実に豊富にあります。ソムリエはそれらについて専門的な知識を持ち、ホテルやレストランなどで料理やお客様の好みに合わせてワイン選びを手助けし、最高の食事シーンをサービスすることが主な仕事です。他にも、仕入れから貯蔵、在庫管理、ワインリストの作成、販売促進まで、ワインに関する全般が仕事といえます。
専門的な知識がかなり必要になりますから、とにかく知識欲が旺盛であることが肝心です。暗記力も必要でしょう。またお客様と接する仕事が主ですから、細やかな心配りのできる、接客が好きな人に適しています。ホテルやレストランなどで働くには、周囲の人々と協調して働いていく姿勢も大切です。
主にホテルやレストランが活躍の舞台になります。また、ワインの専門店でアドバイザーとして活躍することも。(社)日本ソムリエ協会は国際ソムリエ協会に加盟しているので、資格取得後は実力次第で世界36か国で働くことも可能です。
ソムリエは日本でもワインのスペシャリストの呼称として定着してきました。この資格があればプロとして飲食関係の仕事につくのに有利になりますし、職場によっては資格手当がついたり、資格を昇給の目安としているところもあります。ソムリエの資格取得後3年経過し、ソムリエ職務10年以上の経歴を有すればシニア・ソムリエの資格取得の道が開かます。
一般受験では5年以上の実務経験が必要。(社)日本ソムリエ協会の会員(人会金・年会費が必要、セミナーなどに参加できる)になり、会員として3年経過し、かつ3年以上飲食サービス業に従事していれば受験資格が得られます。いずれの場合も受験時に飲食サービス業に従事している必要があります。合格率は50%前後ですから、資格取得にはそれなりの努力が必要です。個人差はありますが、試飲をするワイン代などの資金もかかります。独学も可能ですが、実務経験を積みながらスクールに通ったり協会の会員になるのが近道といえます。
協会では試験直前に試験内容に即した講習会を開催しています。参加費用は一般23000円、会員21000円。参加できない場合は、通信教育(一般35000円、会員30000円)で学ぶ方法もあります。実技試験もあり、接客サービスなどは勤務先で日ごろから練習しておくとよいでしょう
ワインアドバイザーを目指すにはワインアドバイザーは、酒類頁業界または専門学校講師などワイン関連の仕事に従事しているプロを対象とした資格。酒販売店などで、顧客に的確にワイン選びのアドバイスができる専門的知識を証明する。ワインエキスパートとは、一般のワイン愛好家向けなどのアマチュアを対象している。取得者は、ワインに関する幅広い知識を持つと認められる。 【ワインエキスパート】20歳以上の者。 |
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