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民間資格 トリマー

ペット専門の美容師。資格取得者の約9割が女性

受験資格 C級/18歳以上で(社)ジャパンケネルクラブ(JKC)傘下のクラブに入会
a.JKC会員として2年以上在籍
b.JKC公認のトリマー養成機関で所定の課程を修了
B級/a.の場合はC級取得の2年後、b.の場合は1年後に受験
可 ※A級、教士、師範の資格もあり
試験内容 筆記、実技(カット)
合格率 全体で約90%
試験時期 全国各ブロックで年1回
詳細はJKCの会報に掲載
受験料 各級とも5300円
※合格後の登録料は別途
問い合わせ先 一般社団法人 ジャパンケンネルクラブ 03-3251-1656
http://www.jkc.or.jp/
※JKCの会員になるには、入会金2000円 年会費4000円

どんな仕事?

トリマーとは犬の美容師のこと。シャンプー、カットをはじめ、ネイルクリッパー、耳そうじなどをします。手慣れた犬あつかいができることや、シャンプーの時は犬もかなり疲労しますので、事前に犬の健康状態が分かるくらいの知識も必要とされます。

こんな人に向いている

獣医師や訓練士などに比べて取得しやすく、また有資格者の9割が女性という、特に女性に人気のある資格です。動物好きの人にはぴったりの仕事といえるでしょう。ただ実際の仕事場では、ペットへの細やかな気配りが求められますし、大きな犬を相手にするときなどにはパワーも必要。犬や猫以外のペットを連れて来る人もいますし、健康相談などを受けたりすることもありますので、幅広い知識が求められます。飼い主とのコミュニケーションも大切な仕事の1つです。

活躍の場はココ

ペット美容室やペットショップ、グルーミングショップのほか、動物病院や百貨店のペットサロン、ブリーダー(繁殖所)関係などでの勤務も挙げられます。技術は生涯活かすことができ、フリーや開業して活躍している人もいます。

収入と将来性

収入は就職先によってまちまちで、一概には言えません。技術を磨いて信頼を高めていけばフリーや独立開業で成功する道も開けますし、努力次第で収入をアッブさせていくことも可能でしょう。

取得までの方法

トリマーの資格には公的に統一された試験はなく、各機関などの独自の認定試験を受けるか、JKCの資格を取得するのが一般的。JKCのC級を受験するには、年齢満18歳以上、かつJKCの会員になり2年以上経過するか、JKC公認の養成機関(全国に19機関)で学ぶ方法があります。美容の知識と技術だけでなく、動物の健康や飼育管理の知識まで幅広く修得する必要があります。犬の美しさなどを理解するためにハンドラー資格(JKC公認)なども併せて取得するとよいでしょう。

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