受験資格 | 大学に入学することができる人で、厚生労働大臣が指定した養成 所において、3年以上、知識及び技能を修めた人 |
取得期間と費用 | 期間/3年~ 費用/1000000~5000000円 |
試験内容 | a,臨床医学大要(臨床神経学、整形外科学、リハビリテーション医学、理学療法・作業療法、臨床心理学及び関係法規を含む) b.義肢装具工学(図学・製図学、機構学、制御工学、システム工学及びリハビリテーション工学) c.義肢装具材料学(義肢装具材料力学を含む) d.義肢装具生体力学 e.義肢装具採型・採寸学 f.義肢装具適合学 |
合格率 | 例年 90%前後 |
試験時期 | 例年2月下旬~3月上旬 |
受験料 | 59800円 |
問い合わせ先 | 公益財団法人テクノエイド協会 東京都新宿区神楽河岸1番1号 セントラルプラザ4階 TEL03-3266-6882 http://www.techno-aids.or.jp/ ※試験は東京都のみで実施 |
事故や病気のために手や足などを失った人のために、医師の指示に基づいて、義手や義足などの採型、製作、適合を行う者を義肢装具士といいます。ひと昔前までは義手・義足などの義肢のたぐいは装着感のよくないものも多くあリましたが、科学の発展に伴い技術・技能が進歩し、また素材も新たなものが開発され身体への適合性の優れたものが登場するようになりました。義肢装具士は整形外科や臨床医学から製図、材料学などにいたる専門的知識やリハビリテーションの知識をもとに、義肢装具を必要とする人たちに合うコルセットや義手・義足などを作り、その身体への適合性をはかります。
就職先は、民間の義肢装具製作施設が主で、その他、公立のリハビリセンター、義肢装具の材料を扱う会社などです。
国家資格の義肢装具士は、まだ有資格者が少なく、将来性のある仕事といえます。資格を取るためには、指定の義肢装具士養成所で3年間通学し、技術と知識を学びます。国家試験は筆記のみです。
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