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国家資格 歯科衛生士

有資格者はほとんどが女性。まだまだ人手不足で就職率は高い

受験資格 a.文部科学大臣指定の歯科衛生士学校を卒業した人
b.厚生労働大臣指定の歯科衛生士養成所を卒業した人
c.外国で歯科衛生士の学校を卒業あるいは免許を得た人で、厚生労働大臣が認可した人
取得期間 期間/2年~
試験内容 a.解剖学及び生理学 b.病理学、微生物学及び薬理学 c.口腔衛生学 d.衛生学・公衆衛生学(衛生行政、社会福祉を含む) e.栄養指導 f.歯科臨床大要(歯科臨床概論、歯科保存学、歯科補綴学、口腔外科学、小児歯科学及び矯正歯科学)g.歯科予防処置 h.歯科診療補助 i.保健指導
合格率 95%前後
試験時期 年1回 3月上旬
受験料 14300円
問い合わせ先 一般財団法人 歯科医療研修振興財団
東京都千代田区九段北4-1-20 歯科医師会館内
TEL03-3262-3381
http://www.dc-training.or.jp/
※試験は北海道から沖縄県まで、10都道府県で実施

どんな仕事?

歯科衛生士は、おもに歯牙および口腔の疾患の予防にあたり、歯牙の露出した所や、歯ぐきの汚れを機械的操作によって取り除いたり、薬物を必要に応じて塗布などして、歯科診療の補助を行うのが仕事となります。勤務時間ということからすると、一般の看護師よりも楽だといえますが、歯科診療に関する専門知識はもちろんのこと、手先の器用さや繊細な心遣い、機敏な行動力も要求されます。実際に患者の口腔へバキュームひとつさし込むにも、患者に苦痛を感じさせずに行うことは、かなりむずかしいものなのです。法制上は女性に限定された資格ではありませんが、養成校が入学者を女性に取っているところがほとんどであるため、現状では男性はごくわずかです。就職先は病院の歯科、診療所、保健所の他に、歯ブラシメーカーからの求人もあります。

収入と将来性

歯科医1人に歯科衛生士が2人というのが理想といわれていますが、まだまだ人手不足で就職の面では有利。就職率は100%近くあります。結婚や出産で退職しても復職しやすく、主婦がパートや非常勤で働いている例もたくさんあります。

取得までの方法

文部科学大臣指定の歯科衛生士学校か、厚生労働大臣指定の歯科衛生士養成所に2年間以上通い、卒業した人が国家試験を受けます。歯科衛生士学校や養成所は全国に138枚あり、受験者は毎年約6000人以上。それでも、合格率は毎年95%以上でも学枚でまじめに勉強すれば、ほとんどの人が合格できます。

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