受験資格 | a.文部科学大臣指定の歯科技工士学校を卒業した人 b.厚生労働大臣指定の歯科技工士養成所を卒業した人 c.歯科医師国家試験または歯科医師国家試験予備試験を受けることができる人 d.外国で歯科技工士の学校を卒業あるいは免許を得た人で、厚生労働大臣が認めた人 |
取得期間と費用 | 期間/2~3年 費用/500000~4000000円 |
試験内容 | 学科試験/a歯の解剖学 b.有床義歯技工学 c.歯冠修復技工学 d.矯正歯科技工学e.小児歯科技工学 f.顎口腔機能学g.歯科理工学 h.関係法規 実技試験/歯科技工実技 |
試験時期 | 各都道府県によって異なる 東京都の場合は例年3月 |
受験料 | 各都道府県によって異なる 東京都の場合は36000円 |
問い合わせ先 | 各都道府県衛生局医務課または公益社団法人 日本歯科技工士会 東京都新宿区市谷左内町21-5 TEL03-3267-8681 http://www.nichigi.or.jp/ ※試験は各都道府県で実施 |
従来は、歯科医師の補助的存在と考えられていたものですが、歯科医学のめざましい向上と発達により、重要な位置を占めるようになりました。義歯、金冠、充填物または矯正装置の作製や修理・加工などを歯科医師の指示により行うのが仕事ですが、かなりの技術と知識が必要とされます。医師は、型取りや指示書を作成し、後は技工士が作ったものを患者にぴったりと合うように微調整をおこなうぐらいなもので、医師と技工士との分業化はますます進んでいます。現在は、独立した職業として歯科技工士の地位は、確立されたものとなっています。就職先は、主に稔合病院、歯科医院、歯科技工所、歯科材料メーカーなどです。
手先の器用さや繊細さが求められる仕事でもあり、女性の進出が増えています。また、高齢化社会を迎えて、将来的にますますニーズが高まる資格。歯科医が繁盛するかどうかは歯科技工士次第というぐらいですから、実力次第で収入アップや独立開業も期待できます。
文部科学大臣指定の歯科技工士学校か、厚生労働大臣指定の歯科技工士養成所に通います。昼問部は2年もしくは3年、夜問部は3年。それらの学校や養成所へは、高校卒業か、高卒レベルの学力があると認められた人が入学できます。学枚や養成所でしっかり勉強すれば、ほぼ100%の人が資格を取得できるでしょう。
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