受験資格 | a・大学に入学できる人で、文部科学大臣指定の学校か厚生労働大臣指定の養成所で.3年以上知識や技能を修得した人 b・大学、高専などで2年(高専は5年)以上修業し、厚生労働大臣指定の科目を修め、専門の学校か養成所で1年以上、知識と技能を修めた人 C・大学、高専などで1年(高専は4年)以上修業し、厚生労働大臣指定の科目を修め、専門の学校か養成所で2年以上、知識と技能を修めた人など |
取得期間と費用 | 期間/1~4年 費用/4000000円~ |
試験内容 | a・医学概論 b.臨床医学髄論c・医用電気電子工学 d.医用機械工学 e・生体物性材料工学 f.生体機能代行装置学 g・医用治療機器学 h.生体計測装置学 i.医用機器安全管理学 |
合格率 | 80%前後 |
試験時期 | 例年3月上旬 |
受験料 | 30800円 |
問い合わせ先 | 公益社団法人 医療機器センター 東京都文京区本郷3-42-6 NKDビル TEL03-3813-8531 http://www.jaame.or.jp/ |
臨床工学技士は、人工呼吸や人工透析装置、人工心肺装置などの各種の生命維持管理装置を操作したり、保守点検にあたったりする仕事をしています。活躍する場面が、患者の生死のはざまに直面しているという深刻な事態であるため、臨床工学技士には、強い責任感と、医学・工学両面にわたる高度な専門知識が要求されます。職場としては、まず病院や救急センターなど医療現場が第一にあげられますが、その他に医療機器メーカーの開発部門や、学校・研究機関での医用工学の研究部門などで働く技士もいます。
主に、総合病院や医科大学の付属病院に就職し、手術室、心臓カテーテル室、集中治療室、人工透析室、高圧酸素治療室、救急救命センターなどで活躍します。また、医療機器メーカーでハイテク医療機器の研究や開発をしたり、ユーザーへ機器の指導や教育に当たる人もいます。
ルートはいろいろありますが、高校卒業→養成機関(大学・短大・専門学校)→国家試験→合格・資格取得が一般的。まだ新しい資格で人手不足な上に、高齢化社会に向かってニーズは高まる一方。将来性のある分野ですから、入学競争率の高い養成機関もあります。
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