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国家資格 はり師

きゅう師と一緒に取得するのが一般的。東洋医学やエステブームでニーズが広がる

受験資格 a.高校卒業後、文部科学大臣認定の学校か厚生労働大臣認定の養成施設で3年以上、知識と積術を修めた人
b.著しい視覚障害があり、高校に入学できる人で、文部科学大臣認定の学校か厚生労働大臣認定の養成施設で5年以上、知識と技能を修得した人
取得期間と費用 期間/3年~
費用/4000000円~
試験内容 a.医療概論(医学史を除く)
b.衛生学・公衆衛生学 c.関係法規 d.解剖学 e.生理学 f.病理学概論 g.臨床医学総論 h.臨床医学各論 i.リハビリテーション医学 j.東洋医学概論 k.経絡経穴概論l.はり理論m.東洋医学臨床論
※はり師ときゅう師の試験を同時に受ける場合「はり理論」「きゅう理論」以外の共通科目は免除
合格率 80.0%前後
試験時期 例年2月下旬
受験料 11600円
問い合わせ先 公益財団法人 東洋療法研修
TEL 03-3431-8771
http://www.mhlw.go.jp/

どんな仕事?

はり師というのは、肩こり、腰痛、頭痛、生理痛、慢性疾患などの患者さんに、金、銀、白金、鉄、ステンレスなどの金属製の細い針を刺して治療をする人。もともと東洋医学からきたもので、患部に刺激を与えることで、自然治癒力を高めるという治療法です。

活躍の場はココ

治療院以外にも、老人福祉施設や病院の整形外科、リハビリテーションセンターなどが主な職場です。また、エステティックサロンで痩身技術の1つとして使用しているところもあって、女性有資格者の活躍の場が広がっています。

収入と将来性

臨床経験を積んでから、独立開業するという人もたくさんいます。その場合には、はり師だけでなく、きゅう師やあん摩マッサージ指圧師の資格も取っておくと有利。さらに、経営についても学べば施設に勤務するよりも高収入が望めます。ただ、それらの資格だけでは健際保険適用対象外になりますので、柔道整復師の資格も取っておけば、健廉保険が適用され、患者さんが安心してかかれるようになります。

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