受験資格 | 特に制限はない |
取得期間と費用 | 期間/3~11か月 費用/100000~200000円 |
試験内容 | a.法令科目(憲法、民法、行政法、行政書士法など) b.一般教養(国語、政治、経済、数学、理科など) |
合格率 | 5~10% |
試験時期 | 11月第2日曜日 |
受験料 | 7000円 |
問い合わせ先 | 一般財団法人 行政書士試験研究センター TEL 03-3263-7700 (試験専用照会ダイアル) http://gyosei-shiken.or.jp/ |
官公署へ提出する書類を個人や企業に代わって作成、手続きすることができるのが行政書士です。取り扱える書類は、数千種類ともいわれ、行政事務が多様化している現代社会には欠かすことのできない貴重な存在です。得意分野を持てば、活躍の場も大きく広がります。例えば営業許可申請書、交通事故証明書、運転免許更新中請書などの書類を作成し、提出の手続きの代理を行うことも含まれます。年々、許可事項の数が増えて、しかも手続きがより複雑になってきていることから、書類作成、手続きのプロである行政書士の役割は大きくなっています。
行政書士の仕事は、最近は書類作成までの問に依頼者の相談に乗り、アドバイスするというコンサルタント的な傾向が強まってきています。また、扱う分野も広く、多方面にわたっているので、業務に必要な法律、きめ細かい処理能力が必要とされます。自ら業務領域を開拓していこうとする人には適しています。
各都道府県の指定された場所で行われます。
行政書土として仕事をするには、試験に合格した後、日本行政書士会連合会の名簿に登録申請をし、行政書士会に入会します。すぐ開業というのはよほど環境に恵まれないと無理ですから、行政事務所や法律事務所などに勤めながら基盤固めをするのがよいでしょう。行政書士の資格を取得すれば、法律知識を持った人材として、総務・法務部門を中心にさまざまな企業で活躍でき、就・転職の際の大きなアピールポイントとなります。ちなみに企業内では行政書士としての仕事はできません。
また、書類を扱う仕事内容なので、キメ細かさが存分に活かせる分野として女性の進出もめざましく、受験者も急増中です。
行政書士試験の合格率はかなり低くなっており、たやすく合格できる水準とはいません。科目数も、法令科目13科目、一般教養科目と多く、どこから勉強しらよいか戸惑うかもしれません。行政書士試験合格のためには、広い試験範囲を過去の問題に沿って要領よく学習することが必要です。まずは、自分の分野から1科目ずつ確実に覚えていきましょう。
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