受験資格 | a.老人ホーム、身体障害者更生施設などで介護業務に3年以上 従事(就労)した者 b.福祉に関する所定の科目と単位を修めた者 |
取得期間と費用 | 期間/2~3年 費用/50000円~ |
試験内容 | 筆記/a.社会福祉概論 b.老人福祉論 c.障害者福祉論 d.リハビリテーション論 e.社会福祉援助技術(演習を含む)f.レクリエーション活動援助法 g.老人・障害者の心理 h.家政学概論 i.医学一般 j.精神保健 k.介護概論l.介護技術 m.形態別介護技術 実技/介護などに関する専門的技能 |
合格率 | 例年 50%前後 |
試験時期 | 筆記/例年1月下旬 実技/筆記試験合格者対象 例年3月上旬 |
受験料 | 13,140円 |
問い合わせ先 | 公益財団法人 社会福祉進行・試験センター試験室 TEL 03-3486-7521 http://www.sssc.or.jp/ ※試験は全国12か所で実施 |
介護職は、この高齢化が進む日本で今最も人手を要する仕事です。そして、専門的知識を備えた有資格者による質の高い介護を多くの人が求めています。老人ホームや在宅介護支援センター、福祉施設、ホームヘルパーなど活躍の場は幅広く、高齢社会が進んでいる中で介護職はまだまだ足りていません。また、介護保険制度の普及により、介護職にはより専門性が求められ、有資格者の重要性は増しています。高齢者や身体の不自由な方の介護をする仕事として、唯一の国家資格です。
公立・私立の老人ホーム、身体障害者施設などの福祉施設で寮母や介護職員として、また、市区役所やリハビリテーションセンターなどで働きます。最近は、老人保健施設や老人病院などの医療機関、民問のケアつきマンションなどでの求人も増えてきました。介護の必要な家庭を訪問してケアするホームヘルパーなどでも資格を活かせます。
まだ社会的な認知が低く、資格取得がすぐに職場での待遇や給料アップにつながらないのが実情。しかし、本格的な高齢化社会を目前に控え、将来性の高い職業といえます。民間のシルバー関連サービス業の台頭で高収入も見こめます。
介護福祉士の資格を取る方法は2つ。1つは介護福祉士になるための養成校を卒業し登録をすれば資格を得られます。2つめは、国家試験に合格すること。受験資格は、実務を3年以上経験するか、高校などで福祉に関する所定の科目単位数を修めて卒業することです。
試験は、筆記と介護に関する実技。筆記試験は、210分の問に5肢択一方式で13科目120問が出ます。対策としては、過去問題集で不得意科目のないように勉強することです。試験制度が変わりやすいので、新聞でチェックしたり、自主研修会などに進んで参加しましょう。
売れ筋参考書 |