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公的資格 手話通訳士

聴覚障害者と健聴者とのコミュニケーションを手助けする

受験資格 学科試験日現在、年齢が20歳以上
学科試験合格者で実技試験
不合格者は、次回まで学科試験は免除
取得期間と費用 国立身体障害者リハビリテーションセンターの場合は2年間で、
学費246000円、教材費180000円~
試験内容 学科/a.障害者福祉の基礎知識 b.聴覚障害者に関する
基礎知識 c.手話通訳のあり方 d.国語 e.手話の基礎知識
実技/a.聞き取り(手話での)通訳 b.読み取り(口頭と筆記)
通訳
合格率 例年 20~30%
試験時期 例年10月上旬の連続する2日間
受験料 18000円
問い合わせ先 社会福祉法人聴力障害者情報文化センター 公益支援部門
東京都目黒区五本木1-8-3
TEL003-6833-5003
http://www.jyoubun-center.or.jp/
※試験は東京・大阪・熊本の3会場で実施

活躍の場はココ

役所や病院の職員として働きながら、必要なときにだけ手話通訳するケースや資格取得者として登録し、連絡があれば出張するケースがあります。後者で多いのは、聴覚障害者が病院や学校の保護者会などへ行く場合や、講演会や会議で通訳をする場合などです。最近ではTV番組や政見放送などや活躍する手話通訳士が見られるようになり、待遇が改善されてきています。

収入面のメリット

資格は取れても専業にしている人は少なく、ボランティアとして活動するか、社会福祉関係の仕事に役立てる場合が主体のため、収入的にはあまり期待できませんが、近年需要は高くなり、空いた時問を利用しながら聴覚障害者の社会参加に役立つやりがいのある仕事です。

取得までの方法

養成所としては、国立身体障害者リハビリテーションセンター学院(埼玉県・TEL042-995-3100)が1校あるのみ。あとは手話サークルや地域の講習会に参加して技術を覚えます。養成所にしても1年問の受講ですから、卒業後も積極的に講習会などに参加することです。

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