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国家資格 知的財産管理技能士

技術やコンテンツなどの保護・管理によって、企業や団体の財産を守る

受験資格

1級
特許専門業務
コンテンツ専門業務
ブランド専門業務
知的財産管理の職種における上級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題の発見と解決を主導することができる技能及びこれに関する専門的な知識の程度)を基準とする。

2級
管理業務
知的財産管理の職種における中級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題を発見し、大企業においては知的財産管理の技能及び知識を有する上司の指導の下で、又、中小・ベンチャー企業においては外部専門家等と連携して、その課題を解決でき、一部は自律的に解決できる技能及びこれに関する基本的な知識の程度)を基準とする。

3級管理業務
知的財産管理の職種における初級の技能者が通常有すべき技能及びこれに関する知識の程度(知的財産管理に関する業務上の課題を発見し、大企業においては知的財産管理の技能及び知識を有する上司の指導の下で、又、中小・ベンチャー企業においては外部専門家等と連携して、その課題を解決することができる技能及びこれに関する初歩的な知識の程度)を基準とする。

試験内容

学科試験・実技試験
例:3級(学科試験)/ブランド保護、技術保護、デザイン保護、コンテンツ保護、契約、エンフォースメント、関連法規

合格率 1級学科 10.0%前後
2級学科 50.0%前後
3級学科 80.0~90.0%前後
試験時期 7月、11月、3月
受験料 1級/8,900円(学科)23,000円(実技)
2級/7,500円 (学科)7,500円(実技)
3級/5,500円 (学科)5,500円(実技)
問い合わせ先 一般社団法人知的財産教育協会
http://www.kentei-info-ip-edu.org/

どんな仕事?

知的財産は、企業や団体が権利を取得している場合には重要な財産になりますが、他人の権利を侵害してしまうと訴えられることもあります。企業や団体に所属して意匠、商標、著作権などの知的財産を適切に管理・活用して、企業や団体に貢献するのが期的財産管理技能士の仕事です。

将来性

企業の知的財産部や法務部の人はもちろんですが、研究開発部門やデザイン部門などで働く社員、クリエイターやエディターなど一人ひとりが知的財産についての知識を持つことが求められるようになっており、今後ますます注目される資格です。1級を取得すれば、特許やコンテンツ、ブランドに関する業界で、グローバルに活躍できるスキルが証明されます。

取得までの方法

一般社団法人知的財産教育協会の公式テキストで知識を習得し、独学で試験に臨むことも可能ですが、さまざまな団体が実施する講座に参加するのもよいでしょう。この分野の実務経験が浅い人は3級から順に受験して1級を目指すこともできます。

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