受験資格 | 2級/制限はない 1級/2級合格者 |
試験内容 | 2級/筆記(a.ITに関する知識 b.情報健討支術に関する知識と実践 c.主題知識と応用 d.情報源と情報流通の知識と応用 e.英語能力 f.論文執筆およびプレゼンテーション) 1級/筆記および面接(2級の内容に g.教育指導能力が加わる) |
合格率 | 2級/約40.0% 1級/約30.0% |
試験時期 | 2級/11月下旬 1級/第1次11月下旬 第2次 2月中旬 |
受験料 | 2級/6480円 1級/10800円 |
問い合わせ先 | (社)情報科学技術協会 東京都文京区小石川2-5-7 佐々木ビル TEL03-3813-3791 http://www.infosta.or.jp/ |
世界各地のコンピューターに蓄積された膨大な量の情報は、その一部がデータベースとして公開されています。しかし、情報量があまりにも多いため、必要なものを短時間で取り出す専門家が必要です。その専門家のことをサーチャーと呼んでいます。情報検索応用能力試験は、サーチャーとして活動するための知識と技能を検定する資格です。
データベースには新聞記事から医学情報・学術情報まで多くの種類があります。ユーザーの求めに応じて必要な情報を素早く検索するためには、コンピューター以外にも幅広い知識が必要です。好奇心力が旺盛で、調査や知的な作業が好きな人に向いているといえます。
最新の情報を必要とする業界として、例えば金融会社や証券会社、商社、医療機関などが挙げられます。また、一般企業や各種機関でも、研究・企画・開発部門などではデータベースを広く活用するようになってきました。変わったところでは大学図書館のような職場もあります。こうした企業・団体はいわば情報のユーザーですが、一方で情報の提供者であるシンクタンクやリサーチ会社にもサーチャーの活躍する場があります。
データベースは増える一方。日々膨大な量と種類の情報が世界各地で蓄積されています。情報が増えれば増えるほど、よりニーズに合った情報の検索は難しくなります。情報が氾濫する時代にこそ有能なサーチャーが求められることになるでしょう。この資格がなければ検索の仕事ができないというわけではありませんが、能力の高さを示すことになるので転職・昇進に有利です。
誰でも受けられる2級は筆記試験のみ。検索技術者検定の養成講座やセミナー
などを受講した人か、あるいは社内で検索業務を行っている経験者が受験者には多いようです。合格率は2級で46.2%、1級で24.0%。試験はかなり難しいので、養成講座やセミナーで学ぶのがよいかもしれません。
インターネット実務検定IT時代、IT革命などの言葉が聞かれるようになって久しく、現在ではほとんどの企業がインターネットを通じ、情報検索、データのやりとり等、様々な業務を行っています。インターネット実務検定は、インターネットの使い方から始まり、ネットワーク構築、管理といった専門的な技術まで、インターネット関連技術と知識のレベルを検定する試験です。自分のレベルを知り、その技術を実務に活かすことができるようになるよう育成することを最大の目的としています。この試験の最大の特徴は、試験期間中であればいつでも、NPO法人インターネット実務検定協会のHPから、インターネット上で検定試験を受けることができる点です。個人でも団体でも取得でき、取得を推奨している企業や、資格の取得を学科単位として取り入れている学校もあります。 問い合わせ先 NPO法人インターネット実務検定協会 東京都港区青山5-9-15 共同ビル新青山8F TEL03-5766-2061 http://www.acpi.gr.jp/ |
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