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公的資格 秘書技能検定

就職事情が厳しい現在、転職・復職に有利な資格として注目

受験資格 特に制限はない
3級と2級、あるいは2級と準1級の併願受験は可能
取得期間と費用 期間/3か月~
費用/2500円~
試験内容 理論/a.秘書の資質 b.職務知識 c.一般知識
実技/a.マナー・接遇 b.技能
※準1級、1級には面接試験が加わる
合格率 3級/60%前後
2級/40%~50%
準1級/30%前後
1級/30%前後
試験時期 3~2級/2・6・11月
準1~1級/6・11月
受験料 3級/2600円
2級/3800円
準1級/4900円
1級/6100円
問い合わせ先 公益財団法人 実務技能検定協会
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-4-15
TEL:03-3200-6675 FAX:03-3204-6758
http://jitsumu-kentei.jp/

どんな仕事?

秘書の仕事は、上司のスケジュール管理や来客への応対、文書の作成、管理、情報処理、事務処理など範囲が広く、周囲との協調性や判断力が要求され、女性ならではの細やかな心配りが活かされる仕事です。資格は、3級・2級・準1級・1級の4段階に分かれています。主に活躍しているのは2級以上で、転職・就職には準1級・1級があれば有利です。

活躍の場はココ

社会人一般に求められる一般常識やマナー、気配り、言葉遣い、IT機器の操作などに関する知識が身についているので、すべての業種に対応できます。秘書課に限らず、保険会社や証券会社などでファイナンシャル・プランナーとしても活躍しています。

こんな人に向いている

秘書は、来客の応対をすることも多いので、正しい接客マナーを身につけた清潔感のある明るい女性に向いています。また、重要書類を扱うことも多く、責任感も必要条件。接待などで夜遅くなるなどハードなスケジュールに耐えられる体力も必要です。なんでも吸収しようとする前向きな姿勢の人が望まれる人材です。

収入と将来性

秘書の仕事は、ますますIT化されていくと思われるので、日本語文書処理技能検定や情報処理技術者試験なども取得しておけば有利に資格を活かすことができます。高度な技能と知識があれば資格手当を支給する会社もあり、努力次第では昇格、収入アップも望めます。

取得までの方法

3級や2級の資格を取得することは、独学でも可能。短大などで授業に組みこんでいるところもあり、取得者は少なくありませんが、準1級、1級の試験はかなりの難関です。専門学校や通信講座でしっかりと勉強することが必要になりますが、それだけに取得者は大きな自信と信用を得ることができます。

ロールプレイングアドバイスシステム


秘書技能検定準1級、1級試験では、通常の試験に加えて、ロールプレイング審査が
行われます。ロールプレイング審査とは、面接官がまず、受験者に様々な状況を指示し、受験者はその与えられた状況を想定して応対の演技をする審査のこと。実践的な力を
見ることができるとして、面接試験の中に取り込んでいる企業も多い審査です。秘書技能検定準1級では、ロールプレイング審査の終了後、面接官から「態度振る舞い」
「話し方」「言葉遣い」の3項目について評価したアドバイスシートを手渡すロールプレインクアドバイスシステムを採用しています。アドバイスシートは直接合否に関わるものではありません。しかし、自分の応対が面接官にどのような印象を与えたかをすぐに確かめ、また、自分の応対の間毘点、不足している点を発見することができます。
面接試験は、筆記試験に比べて自分の問題点に気付きにくく、対策も立てづらいもの
です。アドバイスシートを見て自分の応対について見つめなおすことは、再試験、あるいは1級試験や就職試験を受ける際にも必ず役に立つはずです。
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