概要 | 警察は国家の警察と都道府県の警察の二つに大きく分類される国の警察は、1府12省庁の一つである警察庁。都道府県の警察は各都道府県知事の下部組織である。都道府県の警察は「神奈川県警」「兵庫県警」などの名称だが、東京都の場合は警視庁となっている。警視庁の附属機関として、警察大学校、科学警察研究所、皇宮警察本部、がある。 |
取得方法 | 採用試験はそれぞれ別の枠で行われる。 警察庁 人事院の行う総合職試験(行政区分)・Ⅱ種(行政区分)試験に合格して警察庁に採用される。 都道府県警察 各都道府県の行う警察官採用試験に合格して都道府県警察に採用される。全国どこの都道府県警寮を志望するにしても、給与に多少の差があることを除けば、採用の基準、資格、試験問題、採用後の教育方法はほとんど変わらない。 科学警察研究所 国家公務員採用試験Ⅰ種に合格した者のなかから採用される。毎年数人のようだ。 |
その他情報 | 警察官には巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監、という10の階級がある。警視正以上が国家公務員で、警視以下が地方公務員という2本立てだが、階級に関係なく国家機関に勤務する者は国家公務員となる。警察庁長官は階級ではなく職名である。警部補になるには高卒で8年、短大卒で6年、大卒で4年くらいかかる。1種合格者は警部からスタートする。 |
問合せ先 | ●警察庁人事課(℡ 03-3581-0141) ●警視庁採用センター(℡ 03-3581-4321) http://www.npa.go.jp/ |
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警察官の職務は公共の安全と秩序の維持にあり、その範囲は多岐にわたっています。女性警察官はその中でも、少年たちの補導、違法駐車の取り締り、交通安全の教育、交通整理などの方面で活躍しています。犯罪年齢は年々低くなる傾向を示しており、交通事故の件数も増加の一途をたどりつつある現在、警察広報活動や防犯指導など、女性警察官の職務は重要性を増しています。
受験資格は類によって異なりますが大まかには、採用時の年齢が30歳未満、とされています。また、他に身体要件として、身長154㎝以上、体重45キロ以上、裸眼視力0.6以上(裸眼0.1以上矯正1.0以上は可)、色彩・聴力が正常、という規定があります。試験は第1次が、筆記試験(択一式・論文・国語)、身体検査、適性検査。第2次が面接、身体検査、適性検査。採用予定数はⅠ類70名、Ⅱ類10名、Ⅲ類40名。例年の競争率は30倍程度です。
I類=24万5.300円、Ⅱ類=22万5.300円、Ⅲ類=20万6,800円
(平成22年度現在,警察庁警察官の例)。 その他扶養、住居、通勤、勤務に応じた特別手当、期末・勤勉手当がある。また幹部への昇進は、昇任試験・選抜・選考によって行なわれる。いずれも実力主義で、本人の努力次第で巡査部長、警部補、警告、警視へと昇進する道が開かれている。
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