概要 | 全国の地方入国管理局、同支局、同出張所、入国者収容所などで、 ①不法入国者や不法残留者などの違反事件の調査、 ②収容令書または退去強制令書を発布された外国人の収捕、収容、護送、送還、 ③入国者収容所等における被収容者の処遇、施設の警備などの業務に従事する。試験合格者は、おおむね翌年の4月以降に全国の地方入国管理局等に採用される。若干期間勤務した後、法務総合研究所牛久支所で、憲法、行政法、外国人登録法、出入国管理、難民認定法、外国語などの学科、逮捕術その他の教育訓練を約4カ月間、合宿研修として受ける。 |
取得方法 | 採用試験合格。 |
受験資格 | 【警備官】 【警備官(社会人)】 ※以下に該当する者は受験できません。 |
内容 | 1次=教養<択一>、作文。2次=人物試験、身体検査、身体 測定(身長、体重、胸囲、視力、色覚)、体力検査。 |
日程 | 試験 1次試験・・・・9月下旬頃 2次試験・・・・10月下旬頃の3日間の先方指定日 |
実施場所 | 試験地 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島(1次試験のみ)、那覇。 |
その他情報 | 受験手続 所定の申込書を希望する受験地の法務省各地方入国管理局 (札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡)へ提出。 |
合格率 | 警備官:4.6%、警備官(社会人):0.7% |
問合せ先 | 人事院の各地方事務局(所)および上記の申込先へ。 http://www.jinji.go.jp/ |
外国人の入国、在留のための諸申請について出入国管理法および難民認定法に基づいて審査するのが入国警備官の職務です。成田空港や大阪空港などの日本の表玄関において、旅券、査証といった書類などをチェックし入国を認めるかどうかの審査を行ったりしますが、この仕事には、外国人に対するサービス的業務も含まれており、いわば日本の第一印象ともなる職務といえます。入国警備官の職務は、不法入国者や不法残留者などの収容令書または退去強制令書に基づく、容疑者の調査、収容、護送、送還などわが国における外国人の入管法違反に関する取り締まり業務に従事します。
入国警備官は、入国警備官採用試験に合格して採用されることが必要です。第1次試験、第2次試験とがあり、受験資格は、受験する年の4月1日において17歳以上23歳未満の者であることです。第1次試験は教養試験、作文試験で、第2次試験は人物試験、身体検査、身体測定、体力検査が実施されます。なお、教養試験の内容は高校卒業レベルとされています。
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